お話ししたいと思います。
まず、ハイライトとは、
ブリーチなどで、毛束を筋状にとって、その一部分を明るくします。
毛流れが綺麗に見えたり、立体感がでたり、
ハイライト部分に色を入れて、その色味を楽しんだり
そんなカラーの技法です。
昔で言うと、メッシュ
というと、ピンと来る方もいらっしゃるかと思います。
そんな、ハイライトをされている方が、
縮毛矯正しようとすると、
難しい場合があります。
ハイライトをしている方が縮毛矯正をすると・・・
・縮毛矯正しても、くせがしっかりのびない
・ハイライト部分が、チリチリになった
・そもそも、縮毛矯正自体を美容院で断られた
といった経験や失敗があるかと思います。
ハイライトをしている方の縮毛矯正について、
以下の4つのテーマで、
ブログを書いていこうと思います。
1・ハイライトしていると縮毛矯正が難しくなる理由
2・ハイライトしていても縮毛矯正できます・・・が、1つご確認ください
3・今後、縮毛矯正への影響を最小限にハイライトをするには・・・
4・実際に当店でハイライトをしているかたで縮毛矯正されたかた
では・・・。
1・ハイライトしていると縮毛矯正が難しくなる理由
当店の縮毛矯正は、薬剤、アイロン温度、アイロンの操作、処理剤
それらの要素を、
髪の状態(ダメージレベル、おくせの強さ、施術の履歴)
に、合わせて、どの行程も適切な設定で行います。
髪の状態に合わせて、
・処理剤を変えます
・薬剤のパワーを変えます
・薬剤の放置時間を変えます
・アイロンの温度を変えます
・アイロンを入れる回数、置く時間を変えます
このすべてが、正しく髪に施されて、
乾かすだけで、綺麗なストレートヘアを再現できる
当店の縮毛矯正の仕上がりになります。
ハイライトが入っている髪を見ると・・・・
・ブリーチしてある部分
・普通のカラーの部分
・根元の黒髪の部分
これ、どの部分もダメージレベルが同じではありません。
そんな、全く異なったダメージレベルの髪の状態が、
一つのパネルに混在することになります。
※ブリーチ部分だけを正確に取り分けて・・・というのは、物理的に不可能です。
この、ダメージレベルの混在が、
ハイライトしている髪を縮毛矯正することを、
難しくしている1番の要因です。
細かくハイライトが、入っていている場合は、
より難しくなります。
この状態ですと、
クスリの塗り分けも出来ません。
温度を変えてアイロンを入れることも出来ません。
例えば、
ブリーチ部分に、薬剤アイロンを合わせると・・・
他のカラー毛、黒髪の部分の伸びがイマイチになります。
逆に、
カラー毛、黒髪の部分に、薬剤アイロンを合わせると・・・
ブリーチ部分が傷んでしまって、
最悪、ビビリ毛の状態になることもあります。
1・ハイライトしていると縮毛矯正が難しくなる理由
それは、
『ハイライトによるダメージレベルの混在がしている』
ということになります。
2・ハイライトしていても縮毛矯正できます・・・が、1つご確認ください
ですが、ハイライトをしているかたでも、縮毛矯正が出来ます。
ただ、1つご了承していただきたいことがあります。
それは、
ハイライトがたくさん入っている部分の縮毛矯正としての伸びが
100点ではなく、
70点前後ぐらいになるという事です。
1の時にお話しした。
Aブリーチ部分に、薬剤アイロンを合わせると・・・
他のカラー毛、黒髪の部分の伸びがイマイチになります。
Bカラー毛、黒髪の部分に、薬剤アイロンを合わせると・・・
ブリーチ部分が傷んでしまって、
最悪、ビビリ毛の状態になることもあります。
縮毛矯正で1番の失敗は、ビビリ毛です。
それは絶対にやってはいけない失敗だと思います。
何故なら、どうやっても元通りには直らないからです。
見た目も、触った時も、非常に悲しい思いをしてしまうビビリ毛・・・
その部分を切ってなくしてしまうまで、
そんな思いをさせてしまうことになります。
ですので、
ハイライトしているところに縮毛矯正する場合は、
当店は必ず、Aの
ブリーチ部分に、薬剤アイロンを合わせると・・・
他のカラー毛、黒髪の部分の伸びがイマイチになります。
の方法をとらせていただきます。
ただ、当店では、
なんとかハイライト部分も1,
100点の縮毛矯正にしたいと思っていますので、
1・ダメージレベルが均一になるよう処理剤を工夫する
2・ハイライト部分を落として、追加の特殊アイロン操作
(ハイライト部分をとりわけて、下におろします。
残った他の髪に水分を少し戻して、アイロンを入れます)
などなど、
処理剤やトリートメントを駆使して、
また、かなり特殊で、
高度なアイロン操作をすることで、
ハイライト部分も100点の縮毛矯正の仕上がりになるよう、
技術面で出来る限りの事はさせていただきます。
ですが、やはりダメージが均一な部分のように
全ての髪が100点の縮毛矯正よりは、
少し仕上がりのクオリティは下がります。
そのことを、ご了承の上、
ハイライトのかたも、縮王矯正をさせていただきます。
また、ハイライトの入っている部分が
あまりおくせが強くなければ、
ブリーチ部分に合わせた薬剤やアイロンの温度や操作で、
お客さまの体感的には、
ご満足していただける縮毛矯正の仕上がりになる場合も、
多々ございます。
3・今後、縮毛矯正への影響を最小限にハイライトをするには・・・
デザイン性やお客様のご要望もあると思いますが、
ハイライトを入れる場所を考えます。
1・おクセがあまり強くないところに入れる
2・すでに縮毛矯正をしていて、真っ直ぐなところに入れる
といったことを考えつつ、
ハイライトを入れる場所をご提案できたらと思います。
お癖が強くないところでしたら、
ブリーチでのハイライト部分の設定で、
お癖が十分収まることもあります。
また、
すでに縮毛矯正している部分でしたら、
(基本、縮毛矯正した部分がしっかりあたっていて、くせの戻りがないというのが、前提条件です)
そこにハイライトを入れても、
それ以降縮毛矯正をしっかりあててお癖をのばす、
ということがないので、お勧めの場所でもあります。
※ダメージは必ずあります。
4・実際に当店でハイライトをしているかたで縮毛矯正されたかた
以上のような考えで、美容院サロンドグリーンは、
ブリーチで、ハイライトをしているかたにも、
縮毛矯正をさせて頂いております。
最後に、実際、ハイライトしている方で、
縮毛矯正された方のお仕上がりです。
<ビフォーアフター>
ハイライトをされている方で、縮毛矯正のご経験がある方、
また、
ハイライトをしていなくても、ブリーチ毛など
あなたが今までしてきた
縮毛矯正と比べて、
お仕上がりはいかがでしょうか?
勿論、仕上げは乾かしただけです。
最後に、ブローやアイロンを一切していません。
ご自宅でも、あなたが乾かすだけで、この仕上がりになります。
以上がハイライトをされている方への
縮毛矯正に関して、サロンドグリーンの考え方を
書かせていただきました。
ご参考になれば幸いです。
さて、
「ハイライトしているから、うちは縮毛矯正しません」
と、
即答でお断りするようなことはしません。
しっかり縮毛矯正が当たらない箇所、
ハイライトの入っている部分や、お癖の強さ、
など、しっかり今の髪の状態を診断します。
また、100点にならないかもしれない箇所の説明など、
詳しく丁寧に、分かりやすく、ご説明させていただきます。
ハイライトが入っている、場所や範囲も、
そのかたそれぞれですからね。
・ひろがる
・うねる
・ブローしても全然ダメ
・毛先がぱさぱさ
・髪を下せない
などなど
縮毛矯正しないと困る・・・
というあなたのお悩みにしっかり寄り添って、
ハイライトされている方でも、
縮毛矯正を、させていただきます。
お一人でお悩みにならず、ぜひ、ご相談ください。
縮毛矯正は、美容院によって、
考え方や、提供できる技術が大きく異なります。
今までの美容院では無理だったから・・・
とあきらめないで、
縮毛矯正専門店での技術や
年間400名以上の縮毛矯正を担当する
縮毛矯正に特化した美容師のいる
美容院サロンドグリーンを、ぜひ、お選びください。