サロンドグリーンの縮毛矯正のお客様は、
女性だけでなく、
男性の縮毛矯正のお客様も、いらっしゃいます。
男性の縮毛矯正では、
ということは勿論ですが、
2「自然なしあがり」
特にこの2つを、女性以上に考えて、
縮毛矯正をさせていただいております。
今回のブログは、
「男性の縮毛矯正の時に、気をつけていること」
を、書いていきます。
※男性と書きましたが、髪が短いということを考えると、
ショートスタイルの女性の縮毛矯正にも、
同じように気をつけていることが当てはまるかと思います。
では。
「男性の縮毛矯正の時に気をつけていること」
1・しっかりおくせを伸ばす
2・自然に見えるように縮毛矯正をかける
について、書いていきます。
1・しっかりおくせをのばす
男性の髪だから・・・というわけではありませんが、
男性の髪の毛の方が、硬い、しっかりしている、
または、髪の強度が残っている場合が多いように思います。
これは、
・髪が短いので、まだそれほどダメージがない
・男性のほうが、カラーをされない方が多い
ということが、理由にあるかと思います。
~男性と女性の髪の違いについて~
一般的に言われていることですが、
◎髪の太さについて・・・
男性: 男性の髪は一般的に女性よりも太いとされています。
これは男性ホルモンであるテストステロンが、髪の毛根に影響を与え、
太い髪を生やしやすくするためと言われています。
女性: 女性の髪は一般的に男性よりも細いとされています。
女性の髪も、ホルモンバランスや遺伝子によって太さが異なります。
◎髪の強度について・・・
男性: 男性の髪はしばしば女性よりも硬く、
くせ毛やウェーブが強いことがあります。
これは髪のタイプや遺伝子によるもので、
男性の髪は一般的により耐久性があるとされています。
女性: 女性の髪は、男性に比べて柔らかいことがよくあります。
ただし、これも個人差があり、
一部の女性は硬い髪を持つことがあります。
髪の太さや強度は、
遺伝子、ホルモンバランス、人種、年齢など、
さまざまな要因に影響を受けます。
また、髪は環境やケアの影響も受けるため、
個々の髪の特性は多くの要因によって形成されます。
男性と女性の髪の太さや強度には、一般的にいえる傾向はありますが、
個人差が大きいことを、理解する必要があります。
髪を実際に見させていただく、
わたしたち美容師の現場としては、
女性でも固い髪、しっかりした髪の方はいらっしゃいます。
逆に、
男性でも、柔らかく細い髪の方はいらっしゃいます。
ですので、
男性女性に関わらず、
その方に応じた、毛髪診断をします。
その判断をもとに、
縮毛矯正の行程での、
適切な薬剤設定、アイロン温度を決めていきます。
また、
髪が短い分、
おくせはしっかり伸ばさないと、
残ったくせの影響は、直に毛先まで出ます。
以上のような理由から
1・しっかりおくせをのばす
(女性ももちろんですが、)
男性の縮毛矯正でも、もちろん気をつけています。
2・自然に見えるように縮毛矯正をかける
縮毛矯正は、しっかりかけると、真っ直ぐな形状になります。
・ゆるくかける
・自然にかける
・毛先をアイロンの操作で曲げる
という、縮毛矯正ができるという
広告なども、見ることがあります。
ですが、私たちの経験上。
「ゆるくかける」と、
しっかりかかってない分、すぐ戻る
「自然にかける」これも、同じです。
縮毛矯正をしっかりあてる
と、真っ直ぐになります。
ふわっと丸く伸ばすのは、
基本的に難しいと思っています。
縮毛矯正をゆるくかけると、
しっかり伸びない分、ボリュームや曲がりが、
やや残るように思います。
それが、自然さに繋がるかと思いますが、
ですが、それだと、
縮毛矯正が熱不足、薬剤のパワーも不足している
などの理由で、
洗ってみたら、しっかり伸びていない。
酸化が中途半端で、後々ダメージに繋がる。
もちが悪く、伸びない中途半端な縮毛矯正
になってしまうように思います。
さらに、仕上げの時は、
担当された美容師が、
そのやや残した曲がりやボリュームを、
アイロンやブローで、調整して乾かせば、
欲しいとこには曲がりを、
しっかり伸ばしたいとこはのばして・・・と、
その時は、自然な丸みがあって、毛先の動きのある
100点のスタイルになると思います。
ですが、
ご自宅でも、同じように、
スタイルに合わせて、
丸みや真っ直ぐなところ、カールなどを、
あなたがアイロンやブローをして調整しないと、
同じようなスタイルにはなりません。
中途半端に残ったくせが、
かえって、ボリュームを出したり
後々のダメージで、毛先がパサついて、
傷んで見えたり、
広がったり、
という事にもなるかもしれません。
「毛先をアイロンで曲げる」
これは、正確には残す。
という表現が正しいように思います。
もう少し詳しくご説明させていただきます。
こういうアルファベットのS
が連続して連なるようなお癖があったとします。
赤い部分だけ、縮毛矯正したとします。
そうすると、
残った毛先の部分が、
残した割合に応じて、
カールやウェーブとして残ります。
実際の人間の髪は、
お癖の形状も、均一でなく、
癖の強さもそれぞれですので、
お客様とよく相談をして、
毛先の動きを残すか?
緩めるかを、決めていきます。
因みに・・・
私は、縮毛矯正をして、
しっかり伸びた髪を、
お客様がイメージするような、
ヘアカタログに載っているような、
曲がっている状態。
パーマのSカールやJカール
ボブの長さの自然な内巻き
などは、
基本、デジタルパーマを当てないと
お客様のイメージするような形状は出ないと思っています。
ストレートのアイロンだけで、
薬剤をつけて、グイグイ曲げようとすると、
余計な負担がかかって、
かえって、毛先が傷むかもしれません。
【今ある、自然に曲がっているクセを残して活かす】
この方が、
毛先のダメージのリスクも、かなり軽減されます。
男性の縮毛矯正で気を付けていること2つ。
(または、女性でもショートの方)
1「おくせをしっかり伸ばす」
2「自然なしあがり」
この2つ、明らかに矛盾していることです。
しっかり伸ばせば、真っ直ぐに、
毛先がピンピンの不自然なスタイルになります。
ですので、
この2つのバランスをどうやってとっていくか?
が、大事になってきます。
・おくせの強いところは?
・1番の悩みは?
・縮毛矯正をしたい理由
・なりたいスタイル
・次のカットのスタイル
・伸ばしていくか?短いままいくか?
・2ブロックをいれるか?
・ご自宅でのスタイリング方法
・スタイリングに掛ける時間
・毛先を残しても自然に馴染む箇所
・全体のバランス
などなど、
そういった要素をすべて考慮します。
また、
1「おくせをしっかり伸ばす」
2「自然なしあがり」
この2つ、明らかに矛盾していることを、
どっちの割合に重きお置いて、縮毛矯正をしていくか?
必ず、
プロの美容師としての意見と、
あなたのなりたい願望やお悩みの解決のバランスをとって、
ご提案させていただきます。
男性の場合も、もちろん、
「仕上げは乾かしただけ」が、
サロンドグリーンの縮毛矯正の基本です。
すでに、当店で
縮毛矯正をされた男性(ショートの女性の)
ビフォーアフターも、
是非、ご覧ください。
女性だけでなく、男性も、
お癖や縮毛矯正でお悩みの方は多いです。
髪が短い分、
おくせはしっかり伸ばさないと、
残ったくせの影響は直に毛先まで出ます。
また、
逆に、ピンピンにならないように自然な形、
シルエットも求められます。
そういう意味では、
女性のロングの縮毛矯正とは別の部分で、
考えて縮毛矯正をしなくてはいけない
施術になります。
縮毛矯正は、
美容院によって、薬剤やトリートメント剤、技術レベル、
考え方まで、大きく違う場合が多いメニューのように思います。
縮毛矯正はこんなものか・・・
癖が強いからしょうがないか・・・
いつもこのぐらいで、まあ、よしとしている・・・
そんな風に、
縮毛矯正でお悩みになっていましたら、
ぜひ、1度、ご相談ください。
男性の縮毛矯正も、
高い技術と丁寧なカウンセリング、
ご要望もしっかりお伺いして、
プロとしてのご提案をさせていただきます。
私たちに、そのお悩みを解決する
お手伝いをさせてください。
最後まで、ご覧いただき、
誠にありがとうございます。
サロンドグリーンの
縮毛矯正専用インスタグラムアカウントにも、
縮毛矯正のビフォーアフター、多数掲載しています。
是非、ご覧ください。