最近、
ハイライトやインナーカラー
をされている方が、多いですね。
ハイライトとは・・・
髪全体ではなく、筋状に髪を拾って、
主にブリーチで、その部分だけ明るくしていきます。
こんな感じのヘアからーです↓

● ハイライトは、立体感を生み出し髪の動きを美しく見せてくれます。
● 顔まわりに入れると、表情が明るく華やかになります。
● 全体を明るくしなくても軽やかな印象を演出できます。
● 白髪をぼかす効果もあり、伸びても目立ちにくくなります。
● インナーカラーは、髪を動かしたときにチラリと見えて遊び心が出ます。
● 表面は落ち着いた色で、内側にアクセントを入れることで個性が引き立ちます。
● 派手すぎず、職場や学校でも楽しめるデザインカラーです。
● 巻き髪やアレンジスタイルでさらに映えるのが魅力です。
デザイン性のあるカラーで、
シルエットが立体的に見えたり、
毛流れが強調されたり、
カラーを楽しむという点では、
とってもいい、カラーの技術かと思います。
・・・・ですが、
逆にデメリットもあります。
● ハイライトやインナーカラーは、ブリーチを使うことが多く、髪に大きな負担がかかります。
● ブリーチ部分は髪の内部がスカスカになり、切れ毛や枝毛の原因になりやすいです。
● 施術後は髪が乾燥しやすくなり、パサついた印象になることもあります。
● 髪の内部のタンパク質が流出しやすく、質感がゴワつくことがあります。
● 髪の色素を抜いてから色を入れるため、カラーの退色が早いのも特徴です。
● 色が抜けてくると黄ばみや赤みが目立ちやすく、定期的なカラー直しが必要になります。
● 同じ部分に繰り返しカラーをすると、ダメージが蓄積し、髪が弱くなっていきます。
● ダメージの強い部分は、縮毛矯正やパーマとの併用が難しくなることもあります。
「ハイライトしてるけど、
縮毛矯正できますか?」
こういったお問い合わせも、
ここ数年で大変多くなってきています。
ハイライトやインナーカラーなど、
ブリーチを含むデザインカラーを施した髪に、
縮毛矯正をかける際の難しさについて、
少し長めの丁寧な文章でご説明いたします。

ハイライトやインナーカラーは、
ブリーチによって、
髪の内部のメラニン色素やタンパク質が分解され、
髪の構造が非常に不安定になります。
この状態の髪に縮毛矯正を施すのは、
一般的なバージン毛に比べて格段に難易度が高くなります。
ブリーチ毛は、
表面こそ見た目がツヤやかに見えても、
内部ではタンパク質の結合が大きく損なわれており、
縮毛矯正に使うアルカリ剤や還元剤に対して非常にデリケートです。
薬剤の力が少し強すぎると、
ビビリ毛と呼ばれるチリチリとした深刻なダメージに陥ることがあります。
反対に、薬剤を優しくしすぎると、
うねりが残り、十分な伸びが得られません。
さらに、
ブリーチ履歴のある髪は、
ダメージのレベルが部位によって異なっていることが多いため、
髪の状態を正確に見極め、
それぞれの部分に応じた施術を行う必要があります。
例えば、
根本はバージン毛、
中間はカラー毛、
毛先はブリーチ毛といったハイダメージと
低ダメージが混在する毛髪では、
それぞれの部分に違う薬剤を使い分け、
アイロンの温度やプレスの強さも調整しなければなりません。
通常の縮毛矯正では、
髪のダメージレベルや癖の強さに合わせて、
薬剤の強さを細かく調整します。
しかし、ハイライト毛では、
同じ毛束の中にダメージレベルが極端に違う部分が存在するため、
それぞれに適した薬剤を塗り分けることが現実的にほぼ不可能です。
また、ダメージ毛は水分の保持力が低いため、
薬剤の浸透スピードも予測しにくく、
オーバータイム(薬剤の置きすぎ)によって
さらに髪が弱ってしまうこともあります。
こうした理由から、
ブリーチ履歴のある髪やハイライトの入った髪に
縮毛矯正をかけるには、
通常よりも高い技術力と的確な判断力が求められます。
そしてもうひとつ重要なのは、
縮毛矯正後の髪の扱いやすさです。
本来、縮毛矯正は再現性の高い仕上がりが魅力ですが、
ダメージ毛への施術では、
アイロンやドライの際に慎重な対応が必要で、
仕上がりにもバラつきが出ることがあります。
つまり、
手触りやツヤ、
柔らかさの再現が難しいという点も、
デメリットのひとつになります。
以上のように、
ハイライトやインナーカラーなどの履歴がある髪への縮毛矯正は、
担当する美容師側にも高度な技術と豊富な経験が求められます。
また、お客様側も事前に、
髪の状態と施術のリスクを理解しておくことが大切です。
施術を希望される場合は、
髪の状態を丁寧に見極め、
必要であればテスト毛でのチェックや
段階的な施術などをご提案させていただきますので、
安心してご相談ください。
ハイライトやインナーカラーを施している髪は、
一見おしゃれで立体感のある仕上がりになりますが・・・
美容師の立場から見ると、
縮毛矯正において非常に繊細で、
難易度の高い髪質となります。
その一番の理由は、
髪の中にブリーチ毛、
カラー毛、
バージン毛
といったまったく性質の異なる髪質が
1本の髪の中に混在しているということです。
ハイライト履歴のある髪への縮毛矯正
私たちは、まず
「絶対に無理をしない」
ことを徹底しています。
ハイライトが入っている髪、
特にブリーチを含む履歴のある髪は、
見た目以上に複雑で不安定な状態です。
部分的に健康毛とダメージ毛が混在し、
薬剤の浸透スピードやアイロンの熱耐性が全く異なるため、
少しの判断ミスが「ビビリ毛」や「切れ毛」
につながるリスクが非常に高いのです。
そのため、
私たちは以下のステップを大切にしています。
① 施術前の徹底的なカウンセリング
まず最初に、髪の履歴を細かく伺います。
・いつ、どこでハイライトを入れたか
・ブリーチは何回しているか
・普段どんなシャンプーやアイロンを使っているか
・ホームカラーの有無など
その上で、髪の質感、弾力、水分量、
色のムラや残留薬剤の有無を丁寧に確認します。
ここで得た情報が、その後の薬剤選定や工程設計のすべての基盤になります。
② 髪の履歴と状態に応じた薬剤の選定
サロンドグリーンでは、
薬剤を「ただ強い」「ただ優しい」といった単純な基準で選ぶことはありません。
・還元力が緩やかで内部に働きかける薬剤
・pHが中性~微アルカリで、髪への負担を極限まで減らせる処方
・ダメージ部に特化した粘性や浸透速度を調整できる調合
など、状態に合わせたオーダーメイドの薬剤設計を行います。
薬剤を塗布する前には、
前処理で髪の強度を一時的に補い、
ブリーチ毛でも最低限の耐性を確保する処置をすることもあります。
③ 薬剤の塗布方法もセクションごとに調整
同じお客様の髪でも、
・ブリーチ部
・ハイライトが褪色してダメージが進行している部位
・根元のバージン毛
これらは全く異なる状態です。
サロンドグリーンでは、セ
クションごとに薬剤を塗り分け、
放置時間も調整します。
その際、目視や触診、
場合によってはテストカールを行いながら進めることで、
髪の状態をリアルタイムに確認します。
④ アイロン操作は温度・プレス圧を徹底管理
ハイライト毛において一番のリスクは、
アイロン操作による熱ダメージです。
サロンドグリーンでは、部位ごとに温度設定を変更しながら、
髪にとって安全な範囲の熱処理を心がけています。
また、アイロンの当て方や回数、
角度も細かく調整しながら行うため、
仕上がりが自然でやわらかく、かつ持ちがよいストレートヘアを実現します。
⑤ 仕上げは「乾かすだけ」
サロンドグリーンの縮毛矯正は、
ブローやアイロンでごまかすことをしません。
仕上げは、ドライヤーでただ乾かすだけ。
この「乾かすだけで綺麗にまとまる」
仕上がりこそが、本
当に髪の状態をコントロールできている証拠です。
ハイライトのある髪でも、
自然で美しい艶髪に仕上げることが可能です。
これは、工程ひとつひとつの精度の積み重ねによるものです。
⑥ 必要であれば「一度でやりきらない」提案も
すべての髪質が、
一回の縮毛矯正で完璧に仕上げられるわけではありません。
特にハイライトの強い履歴がある場合は、
段階的に伸ばしていく提案をすることもございます。
・まずはブリーチ部を避けて根元中心に施術
・トリートメントで強度を高めてから、後日全体を整える
・表面だけを抑えるナチュラル矯正のご提案
など、
「お客様の髪を最優先に考える」姿勢で、
無理をせずに、で
も希望に近づける方法を一緒に考えることを大切にしています。
おわりに
ハイライトが入った髪の縮毛矯正は、難易度が高い施術です。
しかし、だからこそ高い技術と知識、丁寧な判断と施術が求められます。
サロンドグリーンでは、
浜松市でも限られた縮毛矯正のスペシャリストとして、
こうした難しい髪にも向き合い、
これまで多くのお客様の「もう無理かも」という想いを、
「ここなら大丈夫だった」へ変えてきました。
今まで縮毛矯正で失敗した経験がある方や、
ブリーチ履歴があり縮毛矯正を諦めていた方も、
ぜひ一度ご相談ください。
あなたの髪のきれいになる可能性を、
全力で引き出していきます。
以下の画像は、
ハイライトをされている方の
縮毛矯正のビフォーアフターです。
仕上げは乾かしただけです。
ブローやアイロンは一刺していません。
ハイライトをしているから
縮毛矯正は難しいからお断りしよう。
私はたちは、そうは考えません。
いまあなたが髪のことで、お悩みになっているからこそ
当サロン五、ご連絡を頂いているはずです。
そのお悩みに、何とか解決できる方法はないか?
わたしたちは、真摯に向きいます。
ハイライトの縮毛矯正に限らず、
ハイダメージ、エイジング毛、強い癖やブリーチ毛
墓の美容院での失敗やビビり毛まで、
他の美容院ではお断りされるような髪の状態の方も、
サロンドグリーンでは、縮毛矯正をさせていただくことがあります。
どうかお一人でお悩みにならず、
お気軽に、あなたの髪のお悩みをお聞かせください。
以下の画像やYOUTUBEの動画は、
そんな大変な神尾状態のお客様もいらっしゃいます。
仕上げは、乾かただけです。
ぜひ、ご覧ください↓
サロンドグリーンでは、
乾かしただけで、綺麗なツヤのあるストレートが、
縮毛矯正だと思っています。
仕上げに、アイロンやブローは
一切していません。
手で乾かしただけの仕上がりです。
当店のHP,SNS、チラシなどにあげている
画像、動画は、全て、手で乾かしただけです。
アイロンやブローをして、
ごまかしている縮毛矯正の写真は一切ありません。
あなたが、ご自宅でも、
乾かすだけで、
ちゃんと綺麗にクセが伸びていて、
艶のある、綺麗なストレートが再現できるように、
そのことに、大変こだわりを持って、
縮毛矯正をしています。

ハイライトの縮毛矯正は、
確かに、難易度が高い縮毛矯正になります。
ですが、
なぜ、難易度が高くなるか?
分かっているからこそ、
そして、たくさんの経験と高い技術がある当店だからこそ、
ハイライトしてる毛dお、縮毛矯正をしたいと
お悩みのあなたのお力になれるかと思います。
どうか、お一人でお悩みにならずに、
あなたの髪をきれいにするお手伝いをさせてください。
長い記事を最後まで、ご覧いただき
ありがとうございます。
この記事が、
あなたの髪がきれいになるきっかけになれば嬉しいです。