ダメ!!!ご自宅で絶対にやってはいけないアイロンの使い方

 こんにちは。

浜松市中央区美容院
サロン・ド・グリーン、

オーナースタイリストの森山友智です。

 

 

 

今回は、あなたに、

ご自宅では、絶対にしてほしくないアイロンの使い方を説明します。

 

結論から言いますね。

絶対やってはいけないアイロンの使い方ですが・・・

 

「水分が残った状態でアイロンをする」です。

 

毛先がじゅうじゅういったら、アウトです。

いま、ドキッとしたかたは、

その経験が、おありになるかもしれませんね・・・。

 

髪に水分が残った状態でアイロンをすると傷む理由

髪に水分が多く残っている状態でアイロンをかけると、
“毛髪内部で水蒸気爆発(バブル)”が起こり、
キューティクルやコルテックスが破壊されるためです。
これが「熱変性」や「ビビリ毛」「タンパク変性」の原因になります。
詳しくは、こちらで解説しています。
https://www.salon-de-green.com/20250612/

 

ですが、この水分が残った状態でのアイロン、

美容院でする縮毛矯正では、まあまあ使われる

高度なアイロンテクニックです。

 

以下、詳しく解説します。

 

 

サロン・ド・グリーンの
「仕上げは乾かしただけの縮毛矯正」ですが、 

くせが伸びるには
2つの要素があります。


1つ目は、薬剤

 2つ目は、アイロンのテクニックです。

 

 

 

サロン・ド・グリーンでは、

しっかり毛髪診断をして、

伸ばす髪にあったパワーの薬剤を使用します。

また、髪のダメージも最小限に抑えたいので、

薬剤は、なるべく弱い薬でのばしたいと、思ってます。

 

その理由は・・・

 

髪への負担が少ないと
髪の体力が残るので、
伸びてきて、縮毛矯正した毛が
毛先になったとき
髪のコンディションが全然違うからです

 

もうすでに
当店で縮毛矯正を、
私たちにお任せしていただいてる方は、
実感されているかと思います。

 

毛先や髪の状態、くせ毛のおさまり

縮毛矯正のもち、全然違いますよね。

 

 

 

ただ、縮毛矯正の薬が弱いと
くせが伸びないんじゃないの?

 

と心配される方もいらっしゃいますが
そこを
2つ目の要素

アイロンテクニックでカバーします。

 

これ、ご覧になっているお客様が

家では絶対にやってほしくない

 

いや、絶対にやっちゃダメ

もう1回念を押します。

 

絶対にやっちゃダメな、アイロンの使い方

 

です。

 

それは、

ちょっとだけ
お水が残った状態でアイロンを入れます。

 

水が抜ける時の熱の作用を利用します。
水がのけるときに、さらに還元が進むといわれています。

酸性の縮毛矯正では、よく使われるテクニックです。

 

「水抜きアイロン」といわれたりもします。

 

一気に、じゅっと水分が抜けるのは、絶対にだめ。

この水抜きアイロンあ、じわじわ~っと、

アイロンのプレートを軽く挟んで、

蒸すようなイメージでしょうか?

ある程度水分が抜けて、このぐらいなら、

じゅっといわない無頼の水分まで調整して、

アイロンをじっくりおいて、熱を入れるアイロン操作に移行します。

 

実際に、特殊な癖の形状、

波状毛、捻転毛、連珠毛、極度の縮毛、

または、薬剤が浸透しにくいという割れ、ほかの美容院では、

お断りされるような、ヘナ毛なども、

この水分を少し残した状態からのアイロンのほうが、きれいに伸びるのは、

私どもの現場で、実体験として経験しています。

※仕上げは全て、乾かしただけです。

 

 

 

ただ、これは非常に高度なアイロンのテクニックです。

 

美容師でも、
酸性の縮毛矯正のこのアイロンの行程で、

失敗してしまうことがります。

 

その場合の、失敗は、
毛先や、前回の縮毛矯正の境目を、
ビビりという、最悪な結果になることもあります。

 

そういったビビり毛など、

他の美容院から縮毛矯正の失敗のかたも
梅雨が終わりそうな、この時期多くなります。

 

ビビり・・・これは絶対にやってはいけない
縮毛矯正の失敗です。

 

詳しくは、こちらを
縮毛矯正で、絶対にやってはいけない失敗とは

 

 

 

すみません

ちょっと、タイトルの

「このアイロンの使い方、ご自宅では絶対にしないでください。」

から、それましたが、

 

 

この水分が残った状態でのアイロンの使い方、

ご自宅では絶対にしないでください。

 

 

 

これ、誤解しないでいただきたいんですが・・・

 

 

「これを付けると

アイロンの熱から髪を守ります!」

見たいな商品ありますよね。

ミストタイプ

ジェルタイプ

クリームタイプ

 

どれも、それがついていて、

髪が濡れている状態で、

じゅうじゅう音が鳴るぐらい、水分が一気に蒸発すると、

もう修復不可能なダメージになります。

 

 

そのダメージは、
私たちでも、100%修復不可能な髪の状態です。

 

アイロンによるダメージとなって、

あなたがその部分の髪を切るまで、

ガサガサ、ぱさぱさ、ガシガシ、切れ毛と

触るたびに、見るたびに、あなたを不快にします。

 

アイロンをするときは、

使うヘアケア剤、それが何であろうと、

必ず100%乾いた状態で使ってください。

 

 

楽天さんのヘアアイロンランキング。

 

その上位の人気のあるヘアアイロンでも、

たとえ、人気のあって、最新のヘアアイロンでも、

水の残った状態での髪へのアイロンは、

絶対におすすめしません。

 

サロニア、絹女、リファなど、

とてもいい、アイロンだと思います。

ですが、水分の残った髪へのアイロン

そのダメージとリスクは、

最新で人気のヘアアイロンでも同じです。

 

まとめ

 

「ご自宅で絶対にやってはいけないアイロンの使い方」

 

それは、

 

「水分が残った状態でアイロンをする」です。

 

 

ちょっと補足。

ご自宅で、こんな風にアイロンを使わないでください。

美容師お願いランキングは・・・

 

1位「水分が残った状態でのアイロン」

2位「高温」

3位「ひっぱる」

4位「ぎゅっと圧をかける」

 

3位と4位は、同率ですね。

髪は、こういった物理的な用紙でも傷みます。

 

ヘアアイロンも性能のいいものも多数ございます。

正しく使えば、日々のスタイリングに、

とてもお役に立つアイテムです。

 

正しく使って、

綺麗な髪で過ごすアイテムとして、

お役立てください。

 

最後に・・・

「家で毎日アイロンするのと」

「美容院で1回縮毛矯正するの」

どっちがいい?とよく聞かれますが、

 

「美容院で縮毛矯正するほうがいい」

とお答えします。

このお話は、また別の記事で、詳しく解説します。

 

長い文章、最後まで

ご覧いただきありがとうございます。

 

この記事が、あなたのご自宅での髪のケアやお手入れに

少しでも、お役にたてば、幸いです。